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2024年度第3回海外投資家向けIR英語セミナー(オンライン開催)
2025.01.21
─海外投資家視点によるESG情報の本質と、共感を呼ぶ英語表現─
❖ 本プログラムの特徴と概略
本年度3回にわたり「『届く・伝わる・響く』英文ライティングスキル」を紹介してきました海外投資家向けIR英語セミナーの最終回となります。
さて、ESG情報の英文開示に当たって、海外投資家の視点の理解は社内で確立されていますでしょうか。今回は、浜辺真紀子氏(浜辺真紀子事務所(IR/ESG コンサルティング)代表)をお迎えし、海外投資家との対話をより効果的なものとする上で大切な、海外投資家の視点を意識したESG情報の重み付けへのヒントを学びます。また、エイアンドピープルより、「届く・伝わる・響く」ライティングスキルであるプレインイングリッシュについて、海外投資家の共感を呼ぶための「響く」という側面を中心に、海外企業の英文ライティングの事例とともにご紹介します。
❖ 受講いただきたい方々
IR業務の担当者、IR部門責任者を含め基礎から最新情報の習得を希望する方々の受講をお奨めします。
❖ 受講方式
Zoomウェビナー方式(講師との質疑応答セッションあり)といたします。開催の前日までにアクセス先URLとプレゼンテーション資料をダウンロードするためのURLをご連絡いたします。
プログラム
◉ 第一部 <13:00-13:10>
「海外投資家とのコミュニケーションに必須な「プレインイングリッシュ」の全体像の再確認」
・講師:エイアンドピープル
本セミナーの第1回、第2回でお伝えしたプレインイングリッシュの基本概念について簡単に振り返ります。
◉ 第二部<13:10-14:40>
「曖昧になりがちなESG情報を正しく理解し、海外投資家にプレインに伝える」
・講師:浜辺真紀子事務所(IR/ESG コンサルティング)代表 浜辺真紀子 氏
取締役会の責務とされる「株主との対話=IR」を推進するにあたり、自社を代表して日常的に株式市場と向き合うIR担当者や部門には、財務、会計、ESG(コーポレートガバナンスやサステナビリティ)など幅広い知識に加え、高いコミュニケーション能力や調整力といった多様なスキル、さらには誠実さと「忖度せずに真実を伝える強い意志」が求められます。本講演では、経営に組み込むべきESGについて投資家との効果的な対話を行うために、曖昧になりがちなESG情報を整理し、投資家の関心と照らし合わせてその本質を考察していきます。
◉ 第三部<14:50-15:40>
「書き手の熱い思いが伝わり、読み手に響く情報発信」
・講師:エイアンドピープル
海外投資家に響く情報発信を、海外企業のIRの事例をもとにご紹介します。投資家の心を動かすためには、また共感してもらうには、ライティングにおいてどのような工夫がされているのでしょうか。また、「届く・伝わる・響く」英文ライティングスキルであるプレインイングリッシュの総括を行います。
※ プログラム内容を一部変更させていただく場合があります。
※ 一部内容が過去開催分と重複している場合があります。予めご了承ください。
講師紹介
☗ 浜辺 真紀子 氏
(浜辺真紀子事務所(IR/ESG コンサルティング)代表/大塚商会 独立社外取締役、日本マクドナルドホールディングス 独立社外監査役)
JPモルガン等の外資系金融機関を経て、2000年にヤフー(現 LINEヤフー)初の IR専任者として入社。同社 SR(ステークホルダーリレーションズ)本部長、社長室長兼コーポレートエバンジェリスト、ディップ執行役員、ソウルドアウト独立社外取締役などを歴任。※著書「ヤフージャパン 市場との対話」(徳間書店 2018年)、「株主との対話ガイドブック」(中央経済社 2023年)、「この1冊ですべてわかるIRの基本」(日本実業出版社 2023年)
☗ エイアンドピープル 取締役 橘川 真澄
青山学院大学 国際政治経済学部卒。日系/外資系翻訳会社にて、リンギストおよびクオリティアシュアランス担当として従事。2008年よりエイアンドピープル グローバルコミュニケーション事業部兼品質管理部長。2010年より本セミナーの前身である「IR実務英語セミナー」に参画。